目指すべきダイエットとは

人間の身体は脳神経、内臓、筋肉、骨格、体水分からなる活性組織と、 飢餓や病気になったときに備えてエネルギーを蓄えておく体脂肪から成り立っています。 健康で普通の体重の人でしたら、活性組織が約82%(水分約60%と固形成分約22%(タンパク質17%、灰分5%))、 体脂肪が約18%という割合です。 このうち、体脂肪率が男性は25%(女性は30%)を超えた状態が肥満です。

肥満にはいろいろなタイプの人がいるわけですが、大きく二つに分けることができます。 活性組織の量は変わらずに体脂肪の量だけが増える場合と、 活性組織の量が減少して体脂肪の量が増える場合などがあります。 いずれにしても、体重は活性組織に体脂肪を加えて計算されるので、 体重が多いから肥満ということではなく、体重は増えていないのに肥満になってしまう人もいます。

スポーツ選手などは、筋肉を鍛えているために活性組織の割合が増えて体重は増加しても、 体脂肪の割合は以前と変わらないために、肥満ではなく筋肉太りといわれます。 逆に、ファッションモデルのように筋肉が少なくてほっそりしていても、 体脂肪の割合が基準より多くなれば隠れ肥満になります。

ここではっきりしておきたいのは、ダイエットで減らすのは、身体についた余分な体脂肪だということです。 体脂肪を減らすことによる体重の減少がダイエットの目的であることを忘れないでください。